実家の犬、キャバリアのきりんはよく吠える
散歩の際、ほかの犬とすれ違う時
宅配が来る時
隣の家の屋根にカラスがとまったのが見えた時
先代の犬、キャバリアのちょうすけがあまりにもおとなしかったので
両親も手を焼いている
プロに相談し、トレーニングを受けようかと考えたらしい
だけれど、吠えてはならないと決めたのは人間たち
人間たちのルールに犬を適応させようとしている
きりんは理由があって吠えている
犬だから吠えて表現している
それを奪う権利は人間にない
人間のアジェンダに合わせて
人間の都合の良いようにコントロールしようとしても
家の中に自分の常識や思考がまったく当てはまらない生き物がいる
なんて素晴らしいことなんだ
それを気づき
両親ときりんは今日も1日を謳歌し
お互いの言語で愛していると告げる