
(うちは最低限の照明しかつけない 今も真っ暗な部屋でこれを記している)
見上げるとぶあつそうな雲が空を覆い
雷が光で存在をアピールし
光とは同期せず地響きのような音をさせる
車が行き交い
ヒールを履いた人の足音がする
遠くに中央線が走る
犬が吠えている
パトカーがけたたましくどこかへ向かっている
遠くだ 遠くに聞こえる
私の身体は宙に浮く
くの字に折られてぐにゃりと浮かぶ
雷が光で存在をアピールし
私は風の音をさがす
(うちは最低限の照明しかつけない 今も真っ暗な部屋でこれを記している)
見上げるとぶあつそうな雲が空を覆い
雷が光で存在をアピールし
光とは同期せず地響きのような音をさせる
車が行き交い
ヒールを履いた人の足音がする
遠くに中央線が走る
犬が吠えている
パトカーがけたたましくどこかへ向かっている
遠くだ 遠くに聞こえる
私の身体は宙に浮く
くの字に折られてぐにゃりと浮かぶ
雷が光で存在をアピールし
私は風の音をさがす