石岡瑛子 ”血が、汗が、涙がデザインできるか”

昨日、mokumoku studioで東京都現代美術館で開催中の石岡瑛子さんの”血が、汗が、涙がデザインできるか”に行ってまいりました。

石岡瑛子さんの作品は映画”The Cell”で知り、当時から野性的で洗練されているとてもセクシーな衣装が大好きでした。

展覧会では彼女の初期の作品から亡くなるまでに関わってきたプロジェクトが展示されており、彼女の作品だと知っていたものから、これも石岡さんだったんだーと再認識するような、なんか見た事あった!みたいな作品までずらりと紹介されていました。

「血が、汗が、涙がデザインできるか」という私には心に響きまくるタイトルで、タイトルに惹かれて見に行ったと言っても過言ではないぐらい。

彼女のモットーである”Original, timeless, revolutionary”は、作り手としてそうそう、そうでありたい!と平手打ちを食らった気分です。

もっと彼女の人間としての生き方や、裏話など知れたらもっとよかったのだけど。

でもただ単に綺麗な衣装、美しいデザイン、というものではなくて、すごく毒々しくて、誰の真似もしていなくて、きっと作品が彼女の生き方そのものなのだろう、羨ましいなあ。と思いました。

石岡さんのみならず、たくさんの作品はオンラインで見つけることができるけれど、やっぱり展覧会という見る感じるためにデザインされた場に行くのはネットでは置き換えられない。

mokumoku studio ともこ