雨に付随する良いこと

絵日記#こんコロ6月29日「雨に付随する良いこと」
絵日記#こんコロ6月29日「雨に付随する良いこと」
絵日記#こんコロ6月29日「雨に付随する良いこと」

会議の嵐の1日が終わって
外に飛び出した
傘を持たずに
わざと傘を持たずに

雨が心地よい
どうか私を濡らしてくれ
どうか私を冷やしてくれ

手を広げる
顔に水をひとつぶひとつぶ感じる
化粧がおちる
どんどんふれ

散歩している犬を見かける
近づいて思いっきり顔をくっつけて
雨に濡れた犬のにおいを嗅ぎたい衝動にかられる
飼い主ににおいを嗅いでも良いか許可を得たらよいか

今はしとしとと
まだほてった思考回路と火曜日に
落ち着きなさいというように
音をくれる

まちのコーヒー豆

絵日記#こんコロ6月28日「まちのコーヒー豆」
絵日記#こんコロ6月28日「まちのコーヒー豆」
絵日記#こんコロ6月28日「まちのコーヒー豆」

西荻の近所に
愛すべきコーヒー豆のお店がある
おじさん1人で切り盛りされていて
いつも忙しそうに
ちょこまかちょこまか動いていらっしゃる

コーヒーを焙煎している時は
あたり一帯に香ばしい香りがたちこめ
熱を感じる店に入ってみると
焙煎ハイになったおじさんが
いつもより愛想良く応対してくれる

ありがとした
ありがとした
私たちに繰り返し告げる

今日は夏のブレンドを豆で200g
そして水出しアイスコーヒーもいただく

氷を入れても
ミルクで割ってもコクはそのままに
きりりと香り高いアイスコーヒー
これが家で楽しめるなんて
明日からの楽しみが増えた

ずっと元気でいてねおじさん
ずっとおじさんの豆を買いに行くからね

掛田智子、生理について語る

絵日記#こんコロ#6月27日「 掛田智子、生理について語る」
絵日記#こんコロ#6月27日「 掛田智子、生理について語る」
絵日記#こんコロ#6月27日「 掛田智子、生理について語る」

私は生理を人生何度体験したのだろう
小学校の頃、「生理」という言葉をパブリックで発することさえ禁じられていた風潮の中
クラスの女の子と情報交換していたら
あまり大きな声でその話題をお話してはダメですよ
先生に注意された
なんでだろう 今でもわからない

なによりも自分の身体の変化が面白くて
そして誇らしくて
クラスが真っ二つに分けられて
生理のある人にだけ 生理の教育があったな
あたかも残りの半分に聞かれては恥ずかしいことみたいに

今回も精神的な沈みと共に
下腹部の冷えと痛みは確実に私にやってきて
見るものすべてを悲観しろと訴えるかのよう
心の背筋を正す

ハンドリングの仕方は毎月違うけれども
自分の体調や 心の健康や
知ることのきっかけをくれるのが生理
自分を堂々と慰める 見つめ直す生理