ツルツルとざらざら -mokumokuカードできました-

mokumoku紹介カードの内側面/ファーストヴィンテージ紙に蛍光オレンジと紫インク

ディスプレイを眺める毎日。ニュースは眺めるようにしているけど、昨日のことも覚えていない。氷の上を滑っているみたいに、すぐに溶ける角砂糖を舐めているように。

mokumokuの紹介カードを孔版印刷でつくった。小さな無数の穴からインクが紙に着地している。手でこすると、うっすらと色がうつる。図画工作のときの版画を思い出す。時代に逆らっているように思えるけど、これは反動でもあると気づいている。

電子的にどこへでも行けるから、手の中には気に入ったものを置いておきたい。ノスタルジーという言葉は色あせているものと生身の感情をくっつける。見ることのない引き出しの奥が、明日なにをするかの判断材料になる。

何でも計算できる世界で、本当は計算できないものが役に立つ。

ちから

連載マンガを終えて#こんコロ

(昨日の続きですが…)連載マンガ『こんなコロナなご時世ですが』(連載期間:4/11~5/6日)。一人ひとりからインタビューをして、コロナ禍での生活について語っていただき、マンガ化。そして登場くださった26人の主人公の人たち。mokumoku studioより感謝の気持ちを込めて、特製ポストカードでお手紙をおくりました。

ぼく自身マンガを描く中で、多種多様な視点に触れられました。ニュースでは発信されないような小さな、だけどその人自身にとっては切実な想いをストーリーに託しました。

マンガ制作のきっかけの一つは緊急事態宣言です。3.11の時のように様々なニュースが飛び交い、疲弊していく世の中になるだろう。絵描きとして何ができるかを考えた時に思いついたのは、大きなニュースでこぼれ落ちるような出来事を物語にするということでした。「自分」の主義主張が溢れる中、他の誰かに想像力を働かせる。緊迫する中、リアリティーを残しつつ、でも少しでもホッと一息つけるようなものになればいいとイメージしていました。

マンガになった人たちからは、「物語になることで、自分のことがより理解できた」「(作り手と語り手で)セッションしてるみたいで面白い」という声も。インタビューされることで、状況や内面など整理できたり、マンガの主人公になることをシンプルに喜んでいただきました。

まだまだ、2020新型コロナウイルスは世界で拡大しています。一日でも早く終息することを願っています。

ちから

感謝を込めて – #こんコロのポストカード送付

新型コロナウイルスの漫画ポストカード

5月6日に連載終了した「こんなコロナなご時世ですが」#こんコロ に登場してくださった方々のポートレートをポストカードにし、送付させて頂くため目下準備中!

お話を伺った方々と今回コラボができたのではと、うれしく思っています。

こんな風に個々の物語をアートにするのが、mokumoku studioの心臓と言っても良いほど。

そんな機会に感謝を込めて。これからも大切にしたいそんなつながり。

掛田智子