風の谷から吹く風

最近ついに風を感じ、近所の素敵な本屋さんロカンタンさんで全巻購入。小脇に抱えて家路を急ぎ、最近大切に読んでいる。

読み急ぎたくなるのを必死にこらえ、丁寧に。宮崎さんは、当時1日1ページしか描けなかったという。文より圧倒的に絵で見せる、言葉に頼りすぎていたらロストしてしまう、甘える事が許されない、緊張感のある構成だと思う。

映画はどうだったかな、こうだったかな、とイメージに引っ張られない様、別物だと読み解く。やはり比べてしまうけど、アニメで見たよりも、においを感じるし、生物が生々しい。皮膚や触覚のテクスチャーや、液体の濃度や質感。カラッとしていてじっとり湿っている。登場人物がみな、マスクをしていてなんだか見慣れた風景だと感じる。

わたしが生まれた頃に作られた作品なのに、なんだこのrelevancy。まだまだ生き急いでるわたしの、ページを大切にめくる、不可欠な時間。

Tomoko from mokumoku studio

壁をイエローにする

作業机と黄色い壁

この春、mokumoku studio(自宅兼作業場)が西荻窪に移りました。

引っ越し先は築半世紀のマンションで、部屋を居抜きの状態で借りてリフォームは自分達ですることに。さっそく壁を黄色くしてみる。

ペンキはこだわって、テストを繰り返したのちペンキ専門店COLOR WORKSで購入したペンキ(カラー:Yellow cake / FARROW&BALL)。イギリス生まれで歴史的建造物の修復にも使われているものらしく、部屋の壁にもぴったりなコンセプト。年代を重ねた壁が艶やかに新しく生まれ変わる。

作業机と黄色い壁
新しく塗った壁と机周り

色はほんのわずかに青みがかった黄色。普通の水性塗料と違って、奥行きのある透明感が不思議。どっちかっていうと油絵に近いのかも。ペンキが乾き痩せて平面的に光を反射するというより、メディウムの層が光を含んでこってりとしている感じ。同じ壁が時間帯、光の当たり具合によって無数の表情でみせてくれる。

作業の時は、ペンキに顔料が多く含まれているからか、下処理した壁があっという間にイエロー。1度塗りでもほとんど下地が隠れて、2度塗りするとビタっと色が定着。塗っているときはスムースな感触が気持ちいい。

mokumoku studio 西荻窪
ゆっくりできて集中もできる部屋を模索中

ガラッとイメージが変わる。色の効果。部屋の壁は白だけじゃ、もったいないなと思う。スマホの壁紙を変えるくらいな感覚で、部屋の模様替えもしたい。

ちから

mokumoku studio 引越しました!

3月から西荻窪に拠点を移しました。自分達が自分達でいられる、文化を愛でる人たちがたくさん住むこの街に、mokumoku studioを作り上げます。

心落ち着くけど、来たら元気になるようなスタジオにしようと日々奮闘中です。mokumoku studioのコンセプトでもあるように、様々なストーリーを重ね合う場所にしたいと思います。オープンスタジオなんかもできたらと良いなと計画中です。

是非いつでも遊びにきてくださいね!本当にきてね!

Tomoko from mokumoku studio