連載マンガを終えて#こんコロ

(昨日の続きですが…)連載マンガ『こんなコロナなご時世ですが』(連載期間:4/11~5/6日)。一人ひとりからインタビューをして、コロナ禍での生活について語っていただき、マンガ化。そして登場くださった26人の主人公の人たち。mokumoku studioより感謝の気持ちを込めて、特製ポストカードでお手紙をおくりました。

ぼく自身マンガを描く中で、多種多様な視点に触れられました。ニュースでは発信されないような小さな、だけどその人自身にとっては切実な想いをストーリーに託しました。

マンガ制作のきっかけの一つは緊急事態宣言です。3.11の時のように様々なニュースが飛び交い、疲弊していく世の中になるだろう。絵描きとして何ができるかを考えた時に思いついたのは、大きなニュースでこぼれ落ちるような出来事を物語にするということでした。「自分」の主義主張が溢れる中、他の誰かに想像力を働かせる。緊迫する中、リアリティーを残しつつ、でも少しでもホッと一息つけるようなものになればいいとイメージしていました。

マンガになった人たちからは、「物語になることで、自分のことがより理解できた」「(作り手と語り手で)セッションしてるみたいで面白い」という声も。インタビューされることで、状況や内面など整理できたり、マンガの主人公になることをシンプルに喜んでいただきました。

まだまだ、2020新型コロナウイルスは世界で拡大しています。一日でも早く終息することを願っています。

ちから

感謝を込めて – #こんコロのポストカード送付

新型コロナウイルスの漫画ポストカード

5月6日に連載終了した「こんなコロナなご時世ですが」#こんコロ に登場してくださった方々のポートレートをポストカードにし、送付させて頂くため目下準備中!

お話を伺った方々と今回コラボができたのではと、うれしく思っています。

こんな風に個々の物語をアートにするのが、mokumoku studioの心臓と言っても良いほど。

そんな機会に感謝を込めて。これからも大切にしたいそんなつながり。

掛田智子

連載マンガ#こんコロ千秋楽

マンガこんコロの人物集合の絵

4月11日から毎日連載していた「こんなコロナなご時世ですが」#こんコロ が昨日フィナーレを迎えました。
  
コロナウイルスの影響拡大の最中、表現者として何ができるのかを考えました。そして今まさに聞こえてくる声を作品にし、何年先にでも見返せられるタイムカプセルにするプロジェクト。みなさんの声をお預かりしていると自分たちを奮い立たせた1ヶ月間でした。
  
mokumoku studioのコラボをしながら物語を作りたいという思いがひとつ叶えられました。今回のこんコロは登場人物、計26人のみなさんと共作した気分です。人に語るのが簡単ではないお話もあったと思いますが、mokumokuを信頼し、エピソードをシェアしてもらい本当に感謝しています。
  
これからどんな時代が訪れようとも、どんな価値観が生まれようとも、自分たちの想いを大切に、みなさんに作品を届けたいと改めて感じています。またすぐにお会いしましょう。