連日の深酒が寄与しているのか顔が乾く。
世の中が少しゆがんで見えて、曇り空の隙間から光の粉が落ちてきて眩しい。私は目を細める。
私が昼間の眠気に身をまかせてぐねぐねしている間も、世の中は回り続け、チクタク時計が刻む。
大きな船に乗っていて、どこからともなくやってきて、どこかに消えていく。どこから来たのか、どこに行くのか誰も追及しない。そのぽっかりとした空間に何かがまた注ぎ込まれ、いつのまにか埋まっていく。
世の中が騒ぎ続けている。決められた枠の中の、ざわめきのためのざわめき。さー大変だ。ああ大変。
私は無駄についてしまった贅肉と、最近コミュニケーションがうまくとれず怒りっぽいパートナーの事が一大事。