mokumoku studioが書籍で紹介されました!

中野ブロードウェイにある、 TACO chéさんに行ってまいりました。

目的はRyan Holmbergさん著 THE TRANSLATOR WITHOUT TALENT を購入するためです。

Ryanさんは以前もブログで書かせて頂いたのですが、漫画歴史研究者であり、漫画の翻訳者です。彼とはこんコロを連載していた際、Instagramで知り合いました。こんコロを気に入って頂き、#20でご本人に登場頂いております。

Ryanさんがこの度、研究内容をまとめた本を発表されました。それがTHE TRANSLATOR WITHOUT TALENTです。この本はつげ義春に代表されるような劇画やオルタナティブマンガの研究内容、翻訳者としての視点も書かれております。日本の社会問題にも言及されているらしく、かなり私の大好物。興味がくすぐられる内容になっております。

なんと!!その本の中に!mokumokuの作品を掲載頂いております!!

前述したこんコロのRyanさんの回です。

日本のサブカルチャーの礎を築いた作家さん達と同じ本に掲載されるとは!感無量でございます!!

日本の現在はアーティストが活躍しやすい社会とは程遠いですが、TACO chéさんのような市場に流通しない素晴らしい作品ばかりおいていらっしゃる店を訪問させて頂いたり、このような形でRyanさんの本でご紹介して頂けるなど、今まで頑張って良かった、これからも良い作品を作り続けよう、と思える経験でした。

壁画制作プロジェクト@都内某所

先日、都内某会社様の事務所内壁画を描かせて頂きました!

水墨画風で、開発しているものをさりげなく織り込ませて、というご注文を頂き先日制作させて頂きました。

紙やipadに描くことには慣れていても、なかなか壁に描くチャンスはありません。

水墨画と言えば、独特のにじみやぼかしが特徴だと思うのですが、かべに表現していくため、海綿やスポンジ、筆を駆使しながら描いていきます。

時間を忘れてモクモクと描きました。

障子にシャンデリアなど、大正ロマンを感じさせる部屋の雰囲気にあう壁画になったと思います。お客様にも満足して頂いたみたいで良かったです!!

またこのような機会があれば良いなあと、やっぱり大きな絵を描くのは楽しいなあ、と思う日々です。