mokumoku studio絵本『りんごむし(作/ちから)』が第11回あたらしい創作絵本大賞に佳作入選! 作家や学校で教えている先生など、絵本に関わる人々にみて評価してもらう良い機会になった。
公募というと苦手意識がある。健気な作品たちを面識のない人にみてもらい、その人の主観で判断され、良いとか悪いとか決められてしまう。賞の格付けは明確だけど、作品の質は手で掲げて確実な形にして示せない。理屈は後付けできる、だけど決めるのは感性。あやふやなものに作品の価値が左右され、世の中の人たちもその判断に引っぱられるのかと思うと憂鬱にもなる。
だけど、捉え方を変える。それはとある過程や結果であって、その可能性は無数にあると考えればそんなに悪いものじゃない。表現をし、それを人に見てもらうサイクルの中で、しばしば閉鎖的になる時がある。類は友を呼ぶ。そういうときはあえて外部の風に作品をさらし、いろんな批評をしてもらうことが成長につながる。思ってもみなかった気づきもある。
また挑戦したい。
ちから