わたしは差別をする – Black lives matter

小学生のころ社会の授業で教科書に、肌の色が違うひとはトイレが分かれていたというのが写真付きで解説されていた。街中で黒人女性が何か英語の札が貼られた白い公衆トイレの前を横切っている。強く印象に残っている。その時は善悪というより、そういう事実があるということが、ぽっかりと印象として残り、知らず知らずの内に差別が沈殿していく。倫理的に捉えることはむしろ映画などで養った。『Roots(1977)』『Power Of One』『42』『インビクタス』『それでも夜は明ける』。。

今では当たり前に正しいとされていることでも、時代が変わればころっと見え方が変化することはある。足元だと、「欲しがりません勝つまでは」と「自粛」や「マスクつけろ」は半世紀以上の時間の隔たりがあるけど、どこかで繋がっている。

差別は悪いこと。こんな真実もしばしば守られない。だけど敵味方があるとして、お互いの深層心理は見えない。共同体としての正義を叫ぶ一方で、それが偏ってないか、それはキョウキにもなること、自分の半径30センチに置き換えて、考え方や価値観をいつもアップデートしたい。

ちから