よなよな

mokumoku studioの新しいプロジェクトに向けてちからが準備をすすめています。

いろいろな画法を使ったり、画材を使ったり。

最近はデジタルで作品を作ることが多くなったけど、やはり絵具で大きなキャンバスに描くのは楽しい。私自身は、アナログに自分と絵の距離を絵具で縮めながら制作するのが好きです。

デジタルでもアナログでも、お互いが良い影響をし合って相乗効果が期待できれば良いですね。

かけだともこ

あんこと緑茶と白い雲

もやもやした気持ちのまま、食べられない。

このモナカに向き合うには、気持ちがざわついていては、このモナカの本来の力に気づけないかもしれない。失礼に値するのではないかと思う。

大粒のあんこの入った、極上モナカ。

先日頂いた極上狭山茶と一緒に頂く。

おいしくないはずはない。間違いようのないコンビネーション。私はこれで幸せだ。幸せではないはずがない。

以前はこんな白い雲を見るだけで幸せになれた。

夏の終わりの生温い風に少しの秋を感じられるだけで幸せだった。

胸いっぱいに季節の空気を吸い込んで、自分を満たすことができた。少なくとも満たすことができると信じていた。

今は、何か見えないものを探している。探して見つからないものを探して苦しんでいる。


掛田智子

あまり遠くない昨日

広島でずっと前に原爆が落ちたところで、人を集めたアートイベントをしたことがある。

朝も早かったのに、600枚くらい用意した記念うちわが無くなった。それでもぞろぞろ人が集まる。

600人が集まったところを頭の中で想像しろといったら難しい。じゃあ原爆で死んだ20万人はどうだろう。600人とどう違うのか。じゃあその戦争で死んだ5000万人はどうだろう。想像できる人はおそらくいない。

あと、たった1人でもそれが身近な人だったらどうか。

誰も想像できないことを祈る今日。

ちから