犬のアジェンダ

絵日記#こんコロ#6月21日「犬のアジェンダ」
絵日記#こんコロ#6月21日「犬のアジェンダ」
絵日記#こんコロ#6月21日「犬のアジェンダ」

実家の犬、キャバリアのきりんはよく吠える
散歩の際、ほかの犬とすれ違う時
宅配が来る時
隣の家の屋根にカラスがとまったのが見えた時
先代の犬、キャバリアのちょうすけがあまりにもおとなしかったので
両親も手を焼いている

プロに相談し、トレーニングを受けようかと考えたらしい
だけれど、吠えてはならないと決めたのは人間たち
人間たちのルールに犬を適応させようとしている
きりんは理由があって吠えている
犬だから吠えて表現している

それを奪う権利は人間にない
人間のアジェンダに合わせて
人間の都合の良いようにコントロールしようとしても

家の中に自分の常識や思考がまったく当てはまらない生き物がいる
なんて素晴らしいことなんだ

それを気づき
両親ときりんは今日も1日を謳歌し
お互いの言語で愛していると告げる

それでも私は美しい

絵日記#こんコロ#6月20日「手術したよ」
絵日記#こんコロ#6月20日「手術したよ」
絵日記#こんコロ#6月20日「手術したよ」

私は自分の裸体を観察する
自分の身体は絵画の大切なモチーフであるし
自分の表現媒体でもある

ここ数週間か直視できなかった
自分に意識を向けられていないし
自分を思いやった食事も運動もできないばかりか
自分の身体を酷使していて
とてもじゃない鏡に自分を映して向き合えなかった

半年ぶりにマッサージに行った
そこは裸になり施術士の方に見立ててもらう
一緒に自分の裸体を観察し
めぐりが滞っている場所や コリを見つけていく

「綺麗な身体をしていらっしゃいます。」
セールストークと呼ばれるものかもしれないけれど
そう言われると悪い気はしない

今日も裸になって鏡に自分を映す
ここがもっと細かったらもっとボリュームがあったら
いろいろたれてきてないか
たれてる私も美しい
まず自分を愛す

まあるくやわらかく

絵日記#こんコロ6月19日「まあるくやわらかく」
絵日記#こんコロ6月19日「まあるくやわらかく」
絵日記#こんコロ6月19日「まあるくやわらかく」

はぁここ半年全く自分に意識を向けられてなかったな
以前はルーティンだったヨガや瞑想さえもできなかった
3分でも自分の中心に意識を集めて
呼吸を耳を澄ませることができなかった

比喩的には
ずっと息を止めて身体をこわばらせて
うっぷうっぷと溺れそうになりながらも
自分が自分を押さえ付けていたかんじ

外的要因はいくらでも考えられて
やれコロナだ
やれ引越しだ
やれ仕事だ

今までもなかった話じゃない
前歴がありすぎる
無理するのとても得意なわたし

いい加減押しては引いて
強めて弱めて
学ばなきゃな

まあるくやわらかくいこう