断食という選択 Day1

絵日記#こんコロ#7月8日「断食という選択 Day1」
絵日記#こんコロ#7月8日「断食という選択 Day1」
絵日記#こんコロ#7月8日「断食という選択 Day1」

東京駅から特急サフィール踊り子号に乗り伊豆高原へ
やすらぎの里という療養プログラムを提供している
施設に来ている 今日から3泊 断食プログラムを行う

自然の中にあるこの館
自然と目を閉じる
鳥がほうほけきょ
雨の音がしとしと
自分の心も無理なく静かに落ち着いてきている

都会の喧騒を離れ
仕事の喧騒を離れ
物理的に自分を休ませている
こうでもしなきゃこの人は休まない

食べる事もそう
食べる事を少しの間やめると
普段食べる事をどれだけ考えているか知る
まだお腹は空かない

過去数ヶ月
鳴り止まないスマホと
嵐のように振り続けるメールと
こなさなければならない会議と
引越したばかりの生活と
自分が溺れかかっていることに気づかず
目を閉じて自分に耳を澄ますことさえできていなかった
その結果自分でも自信を持っていたメンタルヘルスが乱れ 大切な人達を心配させた

とりあえず全部置く
この静けさと私 邪魔をするのは
私自身だけ

いつも人の顔色を見ていますね

絵日記#こんコロ#7月7日「いつも人の顔色を見ていますね」
絵日記#こんコロ#7月7日「いつも人の顔色を見ていますね」
絵日記#こんコロ#7月7日「いつも人の顔色を見ていますね」

そう小学校の先生に注意された
何かをグループでやるときに
班のメンバーの顔ばかり見ていると
自分の意見に集中しなさいと

私はそれから少しずつ変わって
同じ班の藤井くんや加藤さんや
他の人の意見だけではなくて
自分を持つようになった

それでもやっぱり
人は見てしまう
人がどう感じているのか
何を思っているのか
感じすぎて心が疲弊する

その結果自分の心配と
人への心配が交わり合って
結局何に心が痛んでいるのか
自分でも整理がつかない始末

自分は自分
人は人
たしかにそうだし割り切れたらよいのだけど

やっぱり愛している人の
痛みは痛いし悲しみは悲しい

先生に注意されても
それは私が私の捨てられないところ

ずいぶん大人になったけど、やっぱり関係って難しい

絵日記#こんコロ#7月6日「ずいぶん大人になったけど、やっぱり関係って難しい」
絵日記#こんコロ#7月6日「ずいぶん大人になったけど、やっぱり関係って難しい」
絵日記#こんコロ#7月6日「ずいぶん大人になったけど、やっぱり関係って難しい」

気に食わないことは底なしにあるだろう
追求して整理したくなる
絶対の裁判官がいて
その人の前で
悪いのは わたし?この人?

みんなに問いかけたくなる
悪いのは わたし?この人?

そんなこと意味ない
勝ち負けも 善悪なんて意味ないし
決められるものでもない
きっとお互い言い分は永遠と続く
そして時間が経てば経つほどお互いの言い分を理解できる
自分の失敗もかえりみる

ここでは言って
ここでは我慢して
もう少し我慢して
引いて 引いて
ここでは言って

そんなふうに小さなアドバイザーが
私の肩に乗っかって
肝をつかんでくれてたら良いのに